2011年10月9日日曜日

ミックス時の各トラックから送るリバーブについて

いつもミックス時にはほとんどの楽器やソフトシンセなどの音にリバーブを付加しています。

その時はAUX トラックにリバーブを立ち上げて、リバーブをかけたいトラックのSends からリバーブに送ってやって、「1つのリバーブ」を各トラックで共有する方法をとっています。


大体普通の人はこの方法だと思いますけど、人によってはリバーブをかけたいトラックのインサートに直接挿している人もいるみたいですね。

まぁ、この辺は好みの問題ですけどね^^


で、この時に「何のリバーブに送るの?」って事になるんですけど、僕の場合はホールとプレート系の2つに送る事が多いです。




その際はIK Multimedia のClassik Studio Reverb を使っていたのですが、ホール系が中低域を、プレートが中低域より上をメインに担う感じで響きの違うリバーブを2つ使っています。


ただ、Logic にもリバーブがあって、その中でもSpace Designer という実際の空間の残響をサンプリングしたコンボリューションリバーブっていうすごいのがあるんですけど、最近はこいつを使う事が多いです。




このSpace Designer にはプリセット音が数多く入っていますが、その中でも「Dome」っていうプリセット音が僕のハートをズキュンズキュン刺激して虜になってしまいました(笑

「Large Spaces」→「Indoor Spaces」と辿っていくと「Dome」というプリセットがあるんですけど、まだこの残響音を聴いた事ない人は是非とも聴いて欲しいw


この「Dome」の他にこれまた同じSpace Designer の中のプリセット音の「Nice Plate」っていうのも使っています。

ちょうどホール系が「Dome」でプレート系が「Nice Plate」ってイメージですね。


いやぁ〜しかし、どこのドームか知らないけど「Dome」の響きが本当に最高で気持ちいいので、各トラックのリバーブをかけすぎてしまう(苦笑


これらのリバーブをかける際はいつもEQ で低域をカットすることが多いですよ。




ちょっと上のやつはカットのカーブが急すぎ感もありますけど、大体いつもバッサリいってしまいます。


その後にPultec のEQ を挿して高域を聴かせる感じで調整します。




ここら辺のEQ の調整はホール系でもプレート系でもやっていますよん♩


さらにその後にT-RackS クラッシック・チューブ・コンプレッサー(別名黄色コンプ)を挿して、ステレオ感の調整なんてしてやるとさらにグッド!!


さらにここからSend の送り量をオートメーションでカキカキすることも多いですよ。

特にボーカルに関してはオートメーションで送り量を調整しています。


まだまだリバーブは使いこなせていないので日々勉強の毎日ですけど、こんな感じでいつも調整していまーす。
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