2012年10月22日月曜日

「クリエイターが教えるシンセサイザー・テクニック99」でシンセを勉強してみて

自分の日課としている朝学の1つとしてシンセの勉強をしているのですが、以前もサラッと書いたように「クリエイターが教えるシンセサイザー・テクニック99」という書籍を使って勉強しています。





どん底からのDTM生活 ~リターンズ~: 先週から始めた僕の朝30分の習慣










あれから早いものでもう3ヶ月が経ったわけですが、シンセって触っていると結構面白いもんだな!!ってやっと認識出来た気がしてます(笑

と言うのも、シンセに疎い僕はプリセットを選んで少しエディットしてという使い方しかしておらず、その際のエディットもトライ&エラーの繰り返しだったり、結局イメージとはちょっと違う音だったりして、頭のイメージと出ている音が違うという現象にずっと悩まされていました。



それでも「シンセは自分と畑が違うから」という難癖を付けて勉強しようとしなかったんだけど、普段から見ているブログで以下のような記事があり、「これはいかん!!僕も勉強しないと!!」と奮い立って勉強を始めたわけです。



シンセで音作りの基本を学ぶ。|音楽のブログ









読んだことのない人に是非読んでみて欲しい、そんなブログ記事なんだけど、これを読んだ僕は「ヤベッ!!(大汗」と心が揺さぶられる衝撃を抑えつつ、すぐにAmazon でポチったのだ(苦笑


で、「クリエイターが教えるシンセサイザー・テクニック99」のシンセの基本とパッド、リードの音作りの項目を読み終えた今、ちょっと感じたことを今日はサラサラっと書いておくことにします。



シンセの基本が分かればシンセを好きになれる



当たり前の事なんだけど、基本は大事。mjd(マジで)でこれに尽きる。


今までは、シンセのカットオフとかエンベロープとかの役割は分かっていたのだけど、それ以外のシンセ特有のパラメータとか機能とかまったく分かっていなかった。

PWM とか聞いてもサッパリ分からないし、「オシレータシンク?ナニソレ美味しいの?」状態だったのだけど、この本で原理をイチから学べるので、原理が分かることでシンセに対するハードルの高さが若干低くなった。


シンセに対する苦手意識みたいなのがなくなることで、シンセを触ってて面白いと思うようになった!!(笑


今までは触っててもよく分からず、明かりのない暗闇の中を歩いているような感じだったからね・・・



巷の曲を聴いて音作りが何となくイメージできる



今まで巷の曲を聴いてても、曲中でのシンセの音作りがまったくイメージ出来なかった。

と言うか、「シンセは僕の畑じゃない」みたいに思っていたから、シンセの音作りについては何も考えていなかったからかもしれないけど(苦笑


それが、今は曲を聴いてても「あっ、この音はコレコレこーやれば似た音出せそうだな」とかイメージ出来るようになってきた!!

これはmjd(マジで)自分の中でも驚きの部類であります。


もちろん、まだシンセを使いこなすまでには程遠いですし、まったくイメージ出来ない音もあるのだけど、音作りがイメージ出来るというのはとても大きく、その事が次の項目に繋がっていく訳です。



自分の出したい音が出せる



音を聴いて音作りをイメージ出来るということは、頭の中の音を具体化させることも出来る訳で、このことによって曲のクオリティーも上がる・・・可能性が出てくる(笑


今までは最初に書いたようにプリセットから似た音をチョイスしてエディットというやり方だったのだけど、これだとチョイスするのに時間かかるし、そこからエディットしても「どうもイメージと違うなぁ・・・」ということになりがち。

そうなってくると、アレンジがイメージとは違う音色に導かれることになり、ハッキリ言って音色ありきのアレンジになってしまう。


「こういうアレンジがしたいから、こういう音色を使う」ではなく、「こういう音色だから、こういうアレンジをする」という、音色によって導かれてしまうことが多かった。

もちろん、そういった音色からインスパイアされたアレンジも良いと思うのだけど、どうも僕の場合はそれをやるとアレンジの幅がむちゃくちゃ狭くなってくる。


だから、頭に思い描いたアレンジをしたいのなら、音作りは切っても切り離せないものになってくると思うのだけど、シンセを勉強することで、それが少し出来るようになったかなぁ〜と思う。


まぁ、まだまだ勉強し始めたばかりでアレなんだけど、それでも時間削って勉強して良かった!!って今は常々思うし、これからも続けていこうと思っている。



実は他の楽器にも応用できる



意外かもしれないですけど、シンセの勉強をしてて真っ先にこの事を感じた。


例えば、シンセで厚みを出したい場合、オシレーター波形を重ねてデチューンさせる方法があるのだけど、この場合「デチューンさせる」というのが肝になってくる。

つまり、「音を太くしたいなら音を重ねてデチューンさせろ」という万事の鉄則に聞こえてくるのだ(笑


「太くしたいならデチューンさせればいいんだな」って知っていれば、例えばギターのクリーンのアルペジオの音を太くしたい場合、「Picth Shifter」で音を太くしてみようという方法を思いつくはず。




実際に音が太くなるので、ギターのクリーンの音作りに使うことが多いんだけど、このようにシンセだけじゃなくて色んなモノに応用出来る場合が出てくるのだ!!



最後に



もちろん、曲作りはシンセだけではなく、色んな要素が絡んでくるので、勉強しないといけないことは多岐に渡るのだけど、シンセを勉強してみると音楽を違った角度から見る事が出来て、シンセに疎かった僕はとても新鮮な気分だった^^


また、お気に入りのシンセを探す旅に出たいとも思った(笑


今は小型のハードシンセMiniNova を触ってみたいと、ヤバイ物欲が出てきている。。。


Novation - MiniNova -








使いこなせもしないのに、こんなのに目がいくとは!!という叱責が聞こえてきそうでありますが・・・(苦笑


まぁ、当分は手持ちのシンセを触って楽しみながら勉強ですね!!


僕のようにシンセに疎い方は軽い気持ちで勉強してみると良いですよ♪
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