Logic でマルチ出力音源を一気にパラ書き出ししたいという欲求を持った人は全国に5人はいるはず!!と勝手に推測しているのですが、ここ最近色々いじくってみたところ、どうやら「ファイル」→「書き出す」→「すべてのトラックをオーディオファイルとして」から書き出すことが出来るみたいです。
ただ、ですね・・・マニュアル読んだ感じだとその上の「トラックをオーディオファイルとして」から出来るような記載があって、この煮え切らない気持はなんだろう?と思っています(笑
と言うのも、「すべてのトラックをオーディオファイルとして」から書き出すと、文字通り全てのトラックが書き出されるので、他の不要なトラックもパラで書き出されてしまうのです...。
例えば以下のような場合。
上から3 トラックがマルチ出力音源、下2 トラックがマルチ以外のトラックです。マルチ出力音源についてはAUX に出しているので、使っているソフトシンセは1つです。
この状態で「すべてのトラックをオーディオファイルとして」から書き出すと当たり前のように5トラック書き出されるので、マルチ出力音源のみを書き出したい場合は、アレンジメントウィンドウ上で不要なリージョンをミュートするしかないようだ。(トラック自体をミュートしてもいけそうだけど試していない)
このようにしてから「すべてのトラックをオーディオファイルとして」書き出すのですが、この時に「ソフトウェア音源をマルチ出力」の項目を「チャンネルストリップごとに1ファイル」として書き出します。
これでマルチ出力音源の出力先のAux トラックもバウンスファイルを作成してくれますよ。
あとは、「ボリューム / パンのオートメーションを含む」のチェックを外すといいかな。これを外すことで、Logic のミキサー上のパン設定などが無視されるので、後々ミックスする際にその方がやりやすいと思います。
で、マニュアル見てると、その上の「トラックをオーディオファイルとして」からでも書き出せそうなんですよね。この場合だと、いちいち不要なリージョンをミュートする必要もないから、出来る事ならこっちを使いたいんだけど何故かAUX トラックが書き出せない・・・
なので、パラで一気に書き出したい場合は「すべてのトラックをオーディオファイルとして」から書き出したほうが良さそうですね。
ちなみに書き出される範囲はプロジェクトの長さ、つまり「1 1 1 1 から終始点まで」になります。
曲の長さはちゃんと指定しておかないとバウンス時に面倒なことになるので、バウンス前に確認してくださいね。
0 件のコメント:
コメントを投稿