2013年8月5日月曜日

音作りに積極的に使っていけ!Waves V-EQ

前回、Waves V-Series のV-Comp について書きました。



どん底からのDTM生活 ~リターンズ~: 音が固まりとして出てくる!!Waves V-Comp







V-Comp は癖があると言うか、キャラがかなり寄っているコンプだと思っているので、好き嫌いがハッキリと分かれたり、使い所が限定されるコンプのイメージを持ちました。

まぁ、その人自身がやっているジャンルにも関わってくるんですが、Waves V-Series にはNeve をモデリングしたEQ もありまして、そっちも一度試してみたんですね。


そしたらですね。


これがまたグレートなEQ で、特に音作りに困っているような人に是非とも試して頂きたいEQ でありました!!


ということで、今回はWaves V-EQ をご紹介。


Waves Audio Ltd. » V-EQ3







Waves Audio Ltd. » V-EQ4








Waves V-EQ 3 とV-EQ 4


Waves V-Series のV-EQ には3バンドと4バンドのEQ があります。




どちらも操作性についてはほとんど同じなんですが、4バンドのV-EQ の方ではハイとローについてシェルビングがピーキングかを選べるのが一番の違いでしょうか。

例えば、ロー関してはハイパスを入れつつピーキングでローを持ち上げるなんてことがV-EQ 4 では可能です。


あと、V-EQ だけに関する事ではないんですが、アナログ機器をモデリングしたEQ って調整できる周波数がある程度決まっているんですよね。




上記はV-EQ 3 の画面ですが、ローやハイに関してむちゃくちゃザックリとした値ですが、このザックリ感がとてもグッドなんです。

調整したい周波数をある程度直感的に決めれるので、色々こねくり回して時間だけが過ぎる・・・ということがあまりありません^^


ある程度、自由度が狭い方が僕のような迷いやすいタイプには最適なんですよね(笑


プリセットがマジで素晴らしい


ただですね。

上記のようにザックリといけるといっても、それでもEQ の調整って慣れるまでなかなか難しいものだと思うんです。

ところが、このV-EQ はプリセットが各ソース毎に備わっていて、それがまたどれもこれも優秀なんですよ!!




元の音によりけりな部分もあるんでしょうけど、僕が色々挿してみた所、ロックのソレの音がマジでします。

EQ のプリセットで感動したの初めてなんですが笑。


この感動を上手く伝えたいんですが、僕の文才がなくて上手く伝わらないので、デモとかで一度試してもらいたい!!


例えば、キックに挿すと、下の帯域がちゃんと残りつつ皮鳴りが強調されている「アノ音」がマジでする。

V-EQ 選んでプリセット選んだだけで。


DTM の書籍見たり、YouTube のチュートリアル見たりしてようやく出せるようになった「アノ音」が、プリセット選んだだけで出てくる衝撃!!(笑劇)


音作りに積極的に使っていけ


このV-EQ はミックスやマスタリングに最適と商品説明欄に記載されていますが、僕の中ではその前の段階、音作りの段階から積極的に使っていきたいEQ だと感じました。

このV-EQ のプリセットを駆使して音を作ってしまって、その後でミックスとして帯域の細かい棲み分けとかをするのが良いように思います。


それくらい、このV-EQ のプリセットは使用するだけで使える音になるので、音作りに悩んでいる方にオススメしたいEQ であります。


もちろん、プリセットのみを使用するのではなく、最初からイメージした音を作りたい場合でも、こういったアナログ機器をモデリングしたEQ は音作りの段階でとても使い易いと思います。

過激にハイパスしたい、といった場合にはデジタル的なEQ の方がいい結果が生まれると思いますが、ロック向きの音についてはこういったEQ の方がいいと感じますし、そういった曲を作りたい僕にとってファーストチョイスなEQ になってくる予感がしています。



Waves Audio Ltd. » V-Series








おっ、Itsuki 先生のブログにもV-EQ の事がむっちゃ詳しく書かれておる!!


EQとその使いどころ的な…なんかその辺のこと1(Waves“V-EQ”)|Dawtm的な~mix/mastering~






このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿

LinkWithin

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...