かなり前からやっているセールなんですけど、Waves TUNE が85%OFF で今だと購入出来ます。
Waves 単体Plug-inの期間限定プロモ
実は、この手のピッチ補正ソフトは持っていなくて、今まではLogic 純正のPitch Correction で頑張っていたのですが、Pitch Correction の場合は自動で全てオートでかかってしまうので、そんな追い込んだ使い方は出来ませんでした。
そこにタイミングよく85%OFF ってきちゃったので、結構前にガシッと飛びついた訳です(笑
で、最近は歌のミックスをあまりすることがなかったので、購入してから1ヶ月以上Waves TUNE が登場する機会がまったくなかったのですが、Twitter でSONAR 純正のV-Vocal 1.5 の記事が流れてきまして。
新機能「Pitch to MIDI」を大解剖!!!
つまり、オーディオを解析してMIDIノートに吐き出すことが出来るって事なんですけど、これが個人的にもの凄く羨ましくてですね..(苦笑
普段から曲を作る際に仮のメロとしてシンセメロをガイド的にならしているんですけど、そのシンセメロを打ち込む際に、音感の乏しい僕は右往左往する場合があるのです ←恥ずかしい...
そんな時にこの「Pitch to MIDI」機能みたいなのがあったら、目印的なガイドにピッタリだなぁ〜なんて思っていたのですが、「あるじゃん!!Waves TUNE が!!」とついさっき気付きまして^^
マニュアルさらっと見たところ「Export MIDI」機能があって、それでMIDI ファイルに出力させることが出来るようです。
おぉ!!これはいい!!
一番最初の使用用途がピッチ補正じゃないとこがアレですけど、これでガイドメロ入れる時に自分の声をMIDI化して参考に出来ますね。
で、ちょっと試してみたんですけど、自分の声をMIDI化する際はかっちり補正かけた後にMIDI化するのがいいみたい。
具体的にはSegmentation セクションの設定を整えてやる必要がありますね。
Segmentation セクションでは取り込んだオーディオの補正カーブをノートに分割する条件を設定するのですが、Tolerance のNote を高い値に設定してやるといいですね。
具体的な説明は長くなるので端折ってしまいますが、このNote を高い値にしておかないと、MIDI に出力した際のノート数が多くなってしまいます。
「しゃくりあげ」みたいな歌い方している箇所がノートで細かく駆け上がりのように出力されるのを抑えるっていうと分かりやすいかな?
この数値を高い値にしておかないと出力した際にノートが細かくなっててカオスなので、高めに設定しておくことをオススメします(笑
あと、注意点としてピッチのカーブをピッチベンド情報として持っているMIDI ファイルが出来上がるので、それが邪魔な時はLogic 側で出力したMIDI リージョンを選択して消してやる必要があります。
これはLogic のイベントリストで消すのが一番早いと思います。
ここでMIDI リージョンをアクティブにしてリストでイベントを選んでフィルタをON にしてノートを選択すると、ノート以外の情報(ここではピッチベンド情報)が表示されるので、全選択してdelete で消してやります。
といった感じで、Waves TUNE でピッチをMIDI情報として書き出せるのですが、使った感じだと早いパッセージを含んだ歌や、もっと言うとテンポの早い歌だと結構厳しいです...
設定追い込む時間あったら耳で拾って打ち込んだ方が早い(当たり前かw
ここら辺は歌のうまさもあるかと思いますが、やっぱりテンポがある程度ゆっくりで伸ばす音中心じゃないと難しいですね(苦笑
まぁ、それでも目印的には全然使えるので、ピッチ補正だけではなく、こんな使い方もアリなんじゃないでしょうか?
意外にこの機能使いたいっていう人結構いらっしゃいそうですし^^
この機能で、人間の歌った声を取り込んでMIDI化してしまって、それを初音ミクに読み込ませて歌わせるなんてやり方が出来たら面白いと思うんですけどね。
ピッチベンド情報持ってて歌いまわしも再現してくれますし。
Logic は僕の知っている限り、こういった機能がないんですよね...orz
もちろん、ピッチ補正がメインのプラグインなので、その用途で使った際はレポをここに書こうと思います。
めっちゃ便利そうww
返信削除うまく検出できると便利なのですが、僕がやった感じだとノートが細かくなってピッチが上下していたりと、実はちょっと難があったりします(苦笑
削除でも、大雑把に確認するにはうってつけな方法だと思いますよ!!
本来の使用目的からはちょっと外れますがw