「冷し中華始めました」的なノリのタイトルでありますが、数週間くらい前から和声の勉強を始めました。
元々、歪んだギターに華麗にストリングスを入れたい!!という願望があったのですが、何から手を付けたらいいのかサッパリ分らず、なんとなく「和声」を勉強すべきなのだろうとは思っていたのですが、とにかくこの重たい腰がまったく上がらず地団駄を踏んでおりました(苦笑
なにせ、ヘ音記号のドの位置すら分からないくらいのトンチンカンな私でありますから・・・(楽典を先に勉強しろと叱責がきそうだが)
そんなこんなで、「いつか勉強したい」と地団駄を踏みながら妄想にふけること◯年、以下のブログ記事を見て 「やっぱり和声はやらなくては!!」 と奮い立って和声の本を買って遂に!!勉強を始めました。
クラシックの作曲を習得したい方へ(和声編)。|音楽のブログ
「お前、前回紹介したのと同じブログじゃないか!!このブログから影響受けすぎだ!!」と聞こえてきそうですが、イヤイヤ、上記のブログは本当にタメになるのだよ^^ (あと、凹むことも多々・・・)
で、僕が買ったのは「和声の原理と実習」という書籍であります。
最初に書籍を選ぶ段階でネット上で色々調べてみたんだけど、一番有名と思われる「和声―理論と実習」という書籍は、何やら先生から学ぶこと前提らしく、同じ人が書いた「和声の原理と実習」の方が独学に向いているようでした。
で、手元に届いて読んでいるのだけど・・・1日3ページくらいしか進まない!!(笑
この書籍は最初に説明があって、その後に課題(解答例がある例題含む)が提示されて自分で解くのだけど、この課題を解くのがすごい時間かかる。
脳みその普段使わない箇所を確実に使ってますわ~
この書籍は一応巻末に課題の解答が載っているのだけど、注意書きがあって、あくまでひとつの模範であって参考にするようなものなので、まずは全力で頭が沸騰するくらいに自力で解いて、その後に解答を見て比べるのが良いということ。
なので、気合入れて自力で解いているのだけど、「音符=おたまじゃくし」と思っていた僕にとって、かなりハードな試練であります(笑
あと、今のとこ勉強時間が1時間を超えるとカラータイマーが鳴って活動停止いたします・・・
ちなみに、この「和声の原理と実習」の他に「ピストン/デヴォート和声法―分析と実習」 という書籍も気になっていました。
ピストン/デヴォート和声法-分析と実習: 7分の7拍子
和声の書籍について調べていた時に上記のブログ記事を読んで気になっていたのだけど、とにかく法則や禁則よりも旋律を作れ!!という姿勢の書籍らしく、僕が買った書籍のような固苦しさとは違った内容のようでピストンの方が実践向きな気がする。(書籍の中身読んでないからアレだけど・・・)
その書籍の持つ思想みたいなのが気に入ったのです。
が、
しかしだ。
何やこの値段は!!(笑
どん底DTMer を愚弄しておるのか!!
・・・
コホン。
まぁ、そんなこんなで「ピストン/デヴォート和声法―分析と実習」 と悩んだのだけど、「和声の原理と実習」を購入して勉強をしております。
これ、志を持った人かドM な人間じゃないと途中で投げ出す恐れがある(苦笑
上記の書籍についてはこおおぎさんのブログにレビューが書かれていているよ!!
【教則本】和声の勉強におすすめ ピストン/デヴォート「和声法ー分析と実習」レビュー | こおろぎさんち
長い目でコツコツとやっていくべき勉強なんでしょうね^^
では、次回は和声を投げ出した私にお会いしましょう!!(笑
初めまして。私も数年前、近所に芸大の先生がいたので、習いました。わゆる赤本から黄色途中まででしたけど。クラシックは4声体を基本と考えるので、POPSのアレンジにそのまま使えないところもありますが、要は、連続5度や8度の禁則を避けつつ、共通音保留、なければ近い所に動く、くらいな認識で十分かもしれません。あとはズルですが、課題の答をピアノとかで弾いて体に覚え込ますのが早いです。私もエッセンスだけ覚えてあとは忘れてます(苦笑)。
返信削除> landscape01さん
削除どうも初めまして^^
landscape01 さんも和声を習われていたのですね!!
確かに、POPS で4声を使うようなシチュエーションは少ないですよね。
よく連続5度とか8度はダメだなんて聞きますが、オクターブユニゾンで旋律を弾いているのが常套手段になっていたりしますし^^
仕事場の休憩時間に和声の本を読んでいて周りから若干変な人(笑)と思われておりますが、くじけず空き時間利用して勉強していきます♪
課題の答えや自分で作った旋律をiPhone のガレージバンドで確認しているのですが、iPhone の画面が小さくて操作がしづらく、和声ではなくガレージバンドの操作で挫折気味でありますがw
やっぱり体に染み込ませるのが良いんですね!!
根詰めてやらずに軽い感じでやっていきます♪
結構大変ですけど、やってみると意外に楽しいです^^
オクターブユニゾンは例えば1stVnをディビジって旋律的に動くとか問題ないですよ。チェロとコントラバスをバスでユニゾンとかはモーツァルトまでは普通ですし。
返信削除連続5度もラヴェルやドビュッシーはになると普通になってますし、要は各パートが旋律的に見てなるべく無駄無く美しくというのがあれば大丈夫かと思います。
和声的に動いてる所で連続8度とかはちょっとかっこ悪いかな。大事なのはセンスです。
実際に奏者さんに弾いてもらうと分かるのですが、「ここのところが音飛びすぎて気持ち悪い」とか言われて、私は鍛えられました。
あとは色々な音楽聴いたりスコア見たりして、自分の感性でやられるのが一番かと思います。
ちなみに合唱コンクールで有名な大地讃頌ですが、冒頭いきなり連続5度です(爆)。
作曲者はもちろん和声の教科書にも名前を連ねている佐藤眞先生ですが。
要は芸大和声はテストやる時に便利なんですよ。禁則してるかしてないかで採点出来ますから。
あくまで、基礎と思うのが良いと思います。最近会った芸大作曲科出の若い人もそう言ってました。
> landscape01さん
削除いきなり連続5度!!(笑
やっぱり自分の感性って大事なんですね^^
奏者さんに指摘されるのはかなり鍛えられそうですね!!
僕だったら精神的に「orz」ときそうであります(苦笑
僕は今までクラッシック自体を聴いてこなかったので、まずは色々聴いてみようと思っています。
「今頃かよ!!」という叱責が聞こえてきそうでありますが・・・w
なるほど!
そういった禁じ手で採点の判断が出来るようにしているんですね。
こういった事を知った上で、自分の曲の中でどうやって組み立てていくか?が大事だと思いますので、感覚と知識を総動員させて組み立てれるようにします^^
今後の曲に和声の恩恵が垣間見れたら最高なんですけどね♪
クラシックは奥深いしいつでもどこからでもウェルカムですよ。私なんかはモーツァルトのアイネクライネナハトムジークのスコア買ってきて、勉強(というほどでもないですが)から始めました。第2楽章とかすごくシンプルなのに1曲の中でヴォイシングもクローズになったりオープンになったり縦横無尽、教科書では学べない天才の技が見えます。トリルのとこだけビオラが2ndVnの上行っちゃったりして。効果をよく分かってるんでしょうね。
返信削除あとはラヴェルの弦楽四重奏がおすすめです。スコア見ると奥深さがよく分かります。スコアとか、アマゾンの洋書版でDOVERとか安くて良いです。
やればやっただけ何か出てきますよ。時間は多少かかるかもしれませんけど。忘れた頃に熟成して出てくるって感じです。ご参考までに(^^)
> landscape01さん
削除「アイネクライネナハトムジークってどんな曲だろ?」と思ってYouTube で聴いてみたのですが、ド頭のフレーズで「あっ、これか!!」となりました^^
ストリングスだけ(なのかな?)のようですし、すごい参考になりそうですね!!
ラヴェルの弦楽四重奏 もチェックしてみます♪
ほんとにとても参考になりました!!
landscape01 さんのおかげで和声を楽しく勉強続けられそうな気がしています(笑
こんにちは。音楽のブログというブログを書いている者です。
返信削除なんだか、私のブログを紹介して頂いて有り難う御座います。
勉強頑張って下さいませ。