もちろん、仕事から帰ってきた後に作業を始めるのもいいのですが、仕事で肉体的にも精神的にも疲れた状態ではなかなか作業が思うように運ばないもの・・・しかも、仕事場でのストレスにより心が逝ってしまっていたら、作業どころの話しではないはず(苦笑
そんな時は寝てしまって、スッキリした状態で翌日の朝に作業をするのがベストだと感じています。
意外に寝てしまったら心のワナワナは消えているんですよね。
人間の生活は全て習慣に支配されており、自分自身を変えるにはまずは悪い習慣を止め、良い習慣を取り入れることが第一ステップだと僕は考えています。
その中でも、早起きの習慣を取り入れることは自分自身を変える大きな一歩になるのではないでしょうか?
今回紹介するのは、早起きの習慣を作るにはどうしたらいいのか?という疑問を解決してくれる、睡眠の専門医が書かれた書籍、朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく! です。
そもそも何故、朝に早起きするのがいいのか?
この書籍によると、人間の体内時計は「25時間」とのことです。
人間の体内時計のサイクルが25時間であることは、一生変わりません。ですから、地球上で生活する以上、朝の太陽の光を浴びることによって時計遺伝子の量を増加させ、時計遺伝子のサイクルを早くして24時間にするという活動を毎日行うしかないのです。 P18
時計遺伝子の事については省略しますが、人間の体内時計は25時間なので、それを24時間に修正しないとどんどんズレていくことになります。
さらに、朝の太陽光を浴びることによって「目覚めのスッキリ感」 も出すことができるのです。
しかし、ここで注意しなくてはいけないのが、体内時計をズラすのに効果的な時間と、効果がない時間があるということです。
午前3時~9時の間に太陽の光を浴びなければ、体内時計を24時間に調節することができません。 P32
体内時計が調節されずにズレていくと、体内に分泌されるホルモンの量もズレていくことになります。 この状態では、夜になかなか寝付けない、朝に起きれないなど、ストレスの溜まる要因になってしまいます。
これを解消するためには、やはり「朝に早起きする」というのを心がけるべきなのです。
さぁ!!みなさんも朝早く起きてカーテンを思いっきり開けて太陽光を浴び、スッキリした状態で曲作りに奮闘しようではありませんか!!
朝の太陽光を浴びると何故ストレスが消えるのか?
冒頭に述べたように、朝というのは前日に溜まったストレスから開放されています。しかし、睡眠を取った後でしたら別に昼でも夜でもいいのではないか?
その疑問にこの書籍では以下のように述べられています。
朝5時半に起きて、しっかり太陽の光を浴びれば、ストレスを減らすことができるのです。
(中略)
太陽光には主に2つの効果があります。
1つは「体内時計の調節」で、もう1つが「うつ病治療」です。 P48-49
太陽光には体内時計を整える効果があるというのは良く聞く話しですが、実はうつ病治療にも効果があるのです!!
朝早く起きて太陽の光を浴びるということは、体に溜まったストレスも開放され、頭もスッキリしており、仕事に向かうまでの空いた時間を有効利用するのにもっとも適した時間なのです。
しかも、このストレス発散法にお金はまったくかかっていません。
この点もDTMer にとって歓迎すべきポイントなのではないでしょうか?(笑
DTMer は「良い曲が出来ない!!」、「ダメだ!!なんて自分は才能が無いんだ!!」などと、どんどん陰に入り込む人もいるはず。(私がそのひとりだ)
そういう人にも是非、朝起きて太陽光を浴びて荒んだ心を清らかにして頂きたい!!
朝の時間は集中できる最適な時間
上記のように、朝の時間というのは頭も心もスッキリとした状態です。
この時間帯に集中して作業するということはとても効率が良いことだということは、ここで説明しなくても分かるかと思いますが、もうひとつ、朝の仕事に出勤する前の時間を利用するメリットが僕はあると思っています。
それは、終わりの時間(出勤のために作業を止める時間)が決まっている、ということです。
終わりの時間が決まっているということは一点集中的に作業に取り組むことができると思います。
しかし、終わりの時間が決まっていないと、まだまだ時間はあると考えて先延ばしにしたり、ダラダラと作業したり、 集中力が散漫になるケースが少なからずあるのではないでしょうか?
そのような状態を解消することも、朝の時間を利用するということで可能になるのではないでしょうか?
さぁ!!太陽光を浴びよう!!
この書籍では他にも早起きを習慣付ける方法や、筆者のススメる「4時間半睡眠法」、「朝5時半起床術」、快眠を手助けする「快眠グッズ」の紹介など、今まで起床睡眠についてあまり考えたことのない人には「ナルホド」と思える内容が色々書かれています。
早起きを習慣として取り入れてみたいという方には最適な書籍だと思いました。
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