2011年6月7日火曜日

WAVES Renaissance Compressor

先日、ある曲をミックスしていて、Addictive Drums のキックにもっと芯を出したいと思いWAVES の「Renaissance Compressor」 を使用したのですが、その効きの良さにあらためてため息が出ました(笑




WAVES の製品は「少ない操作で最大限の効果」というイメージなんですけど、このRenaissance Compressor はほんとに良く効くコンプです。

IK Multimedia のT-RacKS 3 のコンプはインプットを「どーん」と突っ込んでふくよかに持ち上げるイメージなんですけど、Renaissance Compressor は明確にコンプレッションをさせたい時に効果絶大な気がします^^


しかも、これはオートリリースが付いているので、リリースはお任せで対応出来る。


コンプがイマイチ分からない人はRenaissance Compressor を使ってみると、ちょっとパラメータいじるだけで明確は変化が伴ってくるので、「あっ、コンプレッサーってこういったものなんだ!!」って理解しやすい気がします。



ちなみに僕がキックにコンプを使う際は、基本的にはアタックは少し頭を出すような設定にしています。

個人的な好みなんですけど、キックはアタックを聴かせたい人なので、アタックを出してからコンプレッションさせる感じですね。



ついでなので書いちゃいますが、このキックをAddictive Drums のルーム音に足す事で、メインの音として使っているルームの音に芯を持たせます。

ここら辺の話しは「Addictive Drums の音作りについて」でそんなようなこと書いていますね^^



Addictive Drums ではEDIT ページのROOM の項目で部屋の広さをシミュレートすることが出来るのですが、ここの設定が肝な気がしています。




Distance コントロールで部屋の広さを調節する訳ですが、MAX にもっていけばいくほど各パーツの音とズレてしまうので、基本的にはズレが気持ち悪くならないように設定した方がいいと思います。

自分の場合は出来るだけ広い部屋の響きが欲しいので違和感がなくて、かつ出来るだけ広い設定にしています。


まぁ、正直このDistanceコントロールはルームの音の響きの質を変えるっていうよりも、プリディレイを決めるような感じなんですけどね(苦笑



ここら辺のルームの設定がもっと追い込めるドラム音源が欲しいなぁ...



そういえばXLN Audio からAddictive Drums の新しい拡張音源が出るようです。







やっぱりAddictive Drums はこういう音じゃないと!!w
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