最近出来上がりつつある曲がかなりのスマッシュヒット(超個人的w)で気分の高揚している私です(ドヤッ
とは言っても、まだやらないといけない事があるので、まだまだ公開出来ないのですが...
なんとか今年中には土台を!!
ここまでは独り言なのでスルーしてもらって大丈夫ですよw
さて、今回はSpectrasonics Omnisphere で持続音的な音をアタッキーな音に変更する加工の仕方を書こうかと思っています。
ってなことで、まずは下のYouTube 動画をご覧あそばせ。
上の動画だと計3回音が鳴っているのですが、最初がノコギリ波、次が加工したノコギリ波をアルペジエータで鳴らしている、最後にもう1音色レイヤーして鳴らしている音です。
どうですかね?
加工したノコギリ波をアルペジエータで鳴らしただけでも、グワッてくるような音になっていると思うのですが^^
では、まずはノコギリ波の加工から見ていきましょう!!
最初のノコギリ波は存在感を出すために「Oscillator Voice Multiplier」でUNISON を選択してデチューン音を加えています。
以前も書いたのですが、「Oscillator Voice Multiplier」で音を加えると存在感がグッと増すのでオススメですよ。
それを鳴らしているのが動画の最初の音なんですけど、これをアタッキーな音に加工していきます。
やり方はローパスフィルターとフィルターエンベロープを使用して、フィルターの効果をエンベロープで制御してやります。
ローパスフィルターは僕の場合だと「LPF Juicy 〜」と「LPF UVI 〜」のどちらかを使う事が多いですが、どれでもいいのでローパスフィルターを使ってみましょう。
この時点ですでにアタックの強調された音になっていると思うのですが、さらにフィルターエンベロープで追い込んでいきます。
エンベロープのADSR で鳴り方を調整していくのですが、アタックは最速でディケイをチョイ出し、サスティンもチョイ出しだけどディケイよりは出さない、リリースで余韻を調整って感じで設定していきます。
ちなみに動画のノコギリ波のエンベロープはこんな感じになっていますよ。
このように作った音に内部エフェクトの「BPM DELAY ×2」と「CHORUS ECHO」をかけてアルペジエータで鳴らしたのが動画の2番目の音になります。
ただノコギリ波をちょっといじくっただけなのに、かなり良い音が鳴るんだよなぁ(ゴクリ
これでもいいんですけど、Omnisphere は1音色に2レイヤーまで音を重ねれるので、もう1つ音をレイヤーさせたのが最後の音になります。
ノコギリ波とはちょっと違う質感の音をレイヤーB にチョイスして、「Oscillator Voice Multiplier」からHARMONIA を選択しオクターブ上とユニゾンをデチューンした音を重ねています。
フィルターにもローパスフィルターを適用させて、フィルターエンベロープでアタックを少し遅くして設定しています。
こうすることで、レイヤーA のノコギリ波のアタックを生かしつつ、レイヤーB で音の厚み(存在感)を増やしています。
サウンドソースから直接ソース(サンプル音かオシレータ波形)を選んでローパスフィルターとフィルターエンベロープから
音作りしましたが、結構簡単に作ることが出来ますよ♪
Omnisphere って一見ゴチャゴチャしていそうですが、使ってみると分かるように、すごい操作しやすく音が作りやすいですね。
ぼくはプリセットで十分とか思ってたけど
返信削除これ、かなり簡単に作れますね。
modsエンベロープとかをモジュレーションにルーティングするのも、直感的な操作で何となく出来てしまうし。
ちょっといじってるだけのつもりが、気がつくと1時間とかすぎちゃってます。時間がー!
そうなんですよ^^
返信削除見た目とは裏腹に直感的に操作出来るとこが良いですよね!!
僕も音作りだけで時間経っちゃう時ありますw