偏ったDTM用語辞典 - ステップニュウリョク ステップ入力:Step Recordingとは - DTM / MIDI 用語の意味・解説 | g200kg Music & Software
ステップ入力の特徴は何と言ってもテンポに関係なく1 音ずつ打ち込むことが出来るという点で、それによって実際には弾けないようなフレーズも簡単に打ち込む事が可能です。
また、規則的なフレーズ(例えばドラムのリズムパターンとか)なんかはステップ入力の方がやりやすい場合もあると思います。
さらに、ステップ入力に慣れることで作業時間の短縮にもつながると思いますし、MIDI キーボードがない環境(出先でMacBook AIr で作業するとか)においても、作業の効率が上がると思います。
ということで、今回はLogic Pro X でのMIDI のステップ入力について書いておきます^^
Logic Pro X: ステップ入力録音テクニックを使う
ステップ・インプット・キーボードを使用してステップ入力
Logic でステップ入力する場合、やり方が色々あるんですが、まずはステップ・インプット・キーボードを使用してのステップ入力から。
ステップ・インプット・キーボードを使用することで、マウスのクリックのみでステップ入力が可能になるので、出先でMIDI キーボードがない場合には有効な手段になると思います。
ステップ・インプット・キーボード上段で「和音入力」、「デュレーション」、「ベロシティー」を設定出来ます。
ここで打ち込みたいノートの情報を決定します。
真ん中の「・」はデュレーションを付点にし、「3」は3 連符、その右のオプションは選択したノートをデュレーション分だけ伸ばし、ノートを選択していない場合はデュレーション分だけロケータが移動する形になります。
打ち込みたい音程をその下のキーボード領域から直接クリックし打ち込んでいきます。
ステップ入力する際、ロケータの位置に打ち込まれるんですが、いちいちロケータもマウスで移動するのは面倒ですので、キーコマンドの「ディビジョン値単位で巻き戻す」、「同、早送り」などを割り当てて、ロケータの移動はキーコマンドを駆使して行うのがポイントです。
これを割り当てておかないと発狂します笑。
マウスは面倒だ!!という方はミュージックタイピングを
上記のやり方がステップ入力の基本になるんですが、いちいちマウスでステップ・インプット・キーボードのキーボード領域をクリックするのは面倒だ!!という方はミュージックタイピングを使いましょう。
ミュージックタイピングを使用する事でタイピングをするキーボード上に仮想のMIDI キーボードが出現するので、これによってMIDI キーボードがなくても華麗にステップ入力が出来ます。
ミュージックタイピングでステップ入力をする場合は、予めMIDI リージョンを作成し、それを選択した状態でピアノロール上のMIDI 入力ボタンをクリックし、赤く点灯させておきましょう。
これでMIDI キーボードがなくても華麗にMIDI の打ち込みが出来るZE !! イヤッホー!!
もちろん、MIDI キーボードからも出来るZE!!
上記はMIDI キーボードなどの入力装置がない場合の最適なステップ入力のやり方ですが、もちろんMIDI キーボードから行うことも出来ます。
その際、ミュージックタイピングの項目で書いたように、予めMIDI リージョンを作成し、それを選択した状態でピアノロール上のMIDI 入力ボタンをクリックし、赤く点灯させておきましょう。
ちなみに、ミュージックタイピングの場合もそうなんだけど、MIDI 入力でステップ打ちする時は、いちいちステップ・インプット・キーボードを表示させなくても出来ます。
この場合、デュレーションはディビジョン値に依存します。
デュレーションをこまめに変えたい、和音入力したい、などがなければ、この状態でサクサクとステップ打ちが出来ますね。
Logic Pro X のステップ入力についてザッと書きましたが、リアルタイム入力とステップ入力を適材適所に使い分ける事で華麗にLogic を扱って曲が作れると思いますよ^^
キーコマンドで音価を変えられるようにするとサクサク入力できますよ
返信削除ロケータを前後に動かしたり前のを削除したりできるコマンドもあるので、それを使うと便利ですよ
コメントありがとうございます!!
削除なるほどー!!
音価を変えるキーコマンドを使用すると、確かにサクサクいけそうな気がしますね^^
ステップ打ちを今ままであまり使用してこなかったんですが、今回調べてみて使ってみようと思いました。
キーコマンド駆使して使いこなしていきまッス♪
教えて頂きありがとうございました^^
遅まきながらLogicの勉強を始めました。このページを参考にさせていただいております。
返信削除ありがとうございました。