2011年4月4日月曜日

個人的ボーカル録音時のルーティングについて

今日はスタジオに行って歌を録ってきました。

住んでいるところがどうしてもボーカルなどのRECには不向きなので毎回スタジオに入るのですが、最近激しくめんどくさい(問題発言?w)ので、家賃高くなってもいいから引っ越しも検討していまして。。。

もうちょっと遮音性の高い部屋だといいんですけどね。


さて、そんなボーカルREC ですが、僕の使用しているオーディオIF はMetric Halo の「Mobile I/O ULN-2」になります。


このULN-2 はマイクプリの良さや、Mobile I/O って付いている事から分かるように持ち運びにも便利(意外に軽いんです)で、スタジオなどに機材を持ち込む人にはとてもオススメなオーディオIF ですよ!!


このMetric Halo のオーディオIF はDSP プラグインもいくつか内蔵していて、Mobile I/O v5 Mixer という80bitバス・ミキシング・コンソールも使えます。




上記の画像はループ素材をMIO ミキサーに流してLogic に返してオーディオとして録音しているところなんですけど、画像で右にあるミキサー画面がMobile I/O v5 Mixer の一部になります。


このMac 上で立ち上げる事が出来るミキサーとDSP プラグインがあると、歌などを録るときにとても役立ちます。




上の画像は歌を録る時に必ずMIO ミキサー上に立ち上げるMIO チャンネルストリップの画面ですが、ここでコンプとEQ 処理をして歌い手の方のヘッドフォンにはエフェクト処理をした音を返して、実際にLogic に流し込む音はドライな音にする事が出来ます。

あと、歌い手の人にもよるのですが、リバーブを付けて欲しい場合はこのチャンネルストリップの他にもリバーブも立ち上げています。


こういったエフェクト処理をする事で歌いやすい、歌ってて気持ちいいと思えるようにしている訳です。



コンプの処理はアタックを少し出しつつリリースを早めに設定して、そこからスレッショルドを下げていって歌いやすいポイントを探すのがいいと思います。

あまり深くコンプがかかっているとモニタリングしやすい反面、歌について押さえ気味になったりする時がありそうなので僕はコンプは軽めに設定しています。



まぁ、一聴してコンプがかかっているって分かる設定でも、それで歌いやすければアリだと思いますし、Logic に録る音はドライな音なので問題はないんですけどね^^



EQについては、僕はNEUMANNのTLM 102 を使っていますが、ローを少しカットしてハイをちょっと上げるだけで大体OKですね。


で、あとはリバーブを返してあげれば気持ちよく歌ってくれると思いますよ。



ここまでの事をLogic 側でやろうとするとAUX トラックを立ち上げてプラグインを立ち上げて・・・などとなってしまい、負荷の観点からあまり好ましくありません。

負荷だけならまだいいのですが、それを押さえようとバッファーのサイズを大きくしてしまうと、今度はレイテンシーが発生してしまい、とても歌を歌うという気にはなれないと思います(苦笑


ですが、このMetric Halo のオーディオIF の場合、DSP プラグインを使用しているのでMac自体には負荷をかけることはなく、またモニタリングについてもゼロレイテンシーでモニタに返ってくるので、負荷やレイテンシーの事は一切考慮しなくて大丈夫です。

もちろんドライな音を録るだけはなく、エフェクトのかかったWET 音を録る事もできますし、その2つを同時に録る事もできます。


今はオーディオIF にこのようなDSP プラグインやデジタルミキサーが備わっているものが多いと思いますが、オーディオIF を新しく買おうなど検討されている方は、DSP プラグインのアリ/ナシなども考慮してみるといいと思います^^


もしMac を使用している方はこのMetric Halo の「Mobile I/O ULN-2」がかなりオススメですよ♩
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