Spectrasonics のTrilian を触っているとUI が本当に分かりやすいなぁ〜と思う今日この頃。
音作り自体はほとんどMAIN ページでやれますし、細かいとこはEDIT ページに切り替えてイメージに近づけていく感じだと思うのですが、EDIT ページでは各セクションの虫眼鏡をクリックすると裏画面を表示させる事が出来ます。
上記の画像の矢印で示した箇所がまさにその裏画面への入り口になるのですが、どれかクリックしてやると下記のような感じで裏画面を表示させる事が出来ます。
上記画像はEnvelopes の裏画面に入ったところなんですけど、ここで自分好みにEDIT 出来ちゃうわけです。
Trilian のプリセットを何か選んでやると、すでにシーケンスを組んであるような音色があったり(特にプリセットカテゴリーのARP + Rhythm 内のプリセット音)するのですが、それらは意外にアルペジエータではなくてモジュレーションEnvelope で音を制御しているのが多い。
なので、シーケンスパターンを組む際はアルペジエータだけではなくて、このモジュレーションEnvelope で波形を書いてやってリズミカルな音色にするのもいいと思いますよ!!
もちろん、このEnvelopes でもStylus RMX のMIDI ファイルを読み込ませる事でGROOVE LOCKをかけることが出来ます。
ただ、その際は自分で波形を書かないといけない(波形のリズムが合うのではなく、波形自体書き換えられてしまう)ので、後ほど自分で波形を書いてやる必要がありますが・・・
アルペジエータみたいにグルーブ感だけがカチッと合うようになって欲しいとこなのですが(苦笑
Envelopes でのGROOVE LOCK の掛け方はStylus RMX からMIDI ファイルをEnvelope の波形の書かれている窓の中に放り込んでやる事で、Stylus RMX のリズムときっちり合っている波形が自動的に書かれます。
むちゃむちゃ細かいし・・・orz
こんな時はEDIT からUnrepeat を選んで波形の書かれている小節を少なくしてやって、そのあとマウスでつまんで波形を書いてやるのが良さそう。
で、このモジュレーションEnvelope はフィルターのカットオフなどにも割り当ててやる事が出来るので、これで面白い事が出来る訳です。
フィルターのDEEP EDIT 画面ですけど、フィルターが2つあるのが分かりますか?
実はフィルターのプリセットを選んで確認して頂くと分かるのですが、2つのフィルターを組み合わせて音色を作る事が出来るのです!!
この2つのフィルターの接続の仕方はSERIES とPARALLEL で選ぶのですが、直列か並列かってことですね。
例えばPARALLEL 接続にしてやってFILTER 1 のカットオフにジュレーションEnvelope をかけてリズミカルな音色にし、FILTER 2 では普通にハイパスフィルターなんかをかけてやって、それら2音色の混ぜ具合をMIX スライダーで調節してやることで、シーケンスは組んでるけど持続音のする音色なんかも作れる訳です。
なんか、ここら辺はTrilian よりもOmnisphere で威力を発揮しそうですけど^^
Trilian とOmnisphere ってUIがほとんど一緒なので、普段Trilian 触っていると「あぁ〜、Omnisphere だともの凄いシンセ音作れそうだなぁ」なんてヤキモキしてしまう(苦笑
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