ただ音を潰すだけじゃない！Waves Renaissance Compressor

僕も大好きなWaves は毎月セールを実施しているのですが、今月は日本限定のセールもあったりでなかなか良い感じになっておりますよ奥さん！！


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Waves Audio Ltd. » 日本限定アップグレード特価








僕が愛用しているRenaissance Maxx が1万以内で購入できるのだけど、日本限定のアップデートセールを組み合わせることでWaves Platinum やWaves Diamond に格安でアップデート出来てしまうので、上位バンドルが欲しい人にとって見逃せないセールになっております。

そんな僕はRenaissance Maxx をいまだにV7 で使っているので、64bit に対応したV9 にする意味でもWaves Platinum にアップデートしたいとこであります（笑


さて、今回は愛用しているRenaissance Maxx からRenaissance Compressor について過去にも簡単に書いたんだけど一筆書いておこうかと。

ルネッサンスコンプの基本操作

このルネッサンスコンプは上部にある3つの特徴的なパラメータでモードを切り替えて使うことが出来んだけど、そのパラメータの中で一番目を引くのはARC でありますな。


ARC（Auto Release Control）をON にしているとリリースタイムをルネッサンスコンプが自動的に行なってくれるので、コンプが苦手という方にとってとても重宝する機能だと思います。

リリースタイムって掴めないと設定するの難しいかもしれませんからね＾＾


あとはOpto タイプかElectro タイプか選べ、Warm/Smooth ボタンではWarm にすることで暖かみのあるサウンドに仕上げることが出来ます。


僕の使い方（調整の仕方）としては、とりあえずOpto / Smooth にしてアタックやや遅め、リリースはARC 切って最速、スレッショルドは適当にメータを見ながら下げておく。

この状態からレシオを下げてゲインリダクションを得て、必要に応じて各パラメータを調整していく感じですね。


ココらへんは普段のコンプの使い方とほぼ同じなんだけど、ルネッサンスコンプはニーがソフトニー仕様なので、普段よりもゲインリダクションを多く得るためにスレッショルドのレベルを結構下げる。

なんか、このルネッサンスコンプは薄くかけるよりガッツリいきたいんですよね（笑

レシオは下げるだけにあらず

で、このルネッサンスコンプの特徴として、レシオを上に上げることが出来るのだ！！

基本的なコンプはスレッショルドを超えたモノを圧縮させるんだけど、どうもレシオを上げたのを聴いてみると、スレッショルドを超えたモノをさらに引き伸ばしているような感じがする。

躍動感の少ないソースの音量のレンジを広くするのにドンと来い！！なプラグインだと思いますよん。

怖がるな！ゲインを思いっきり上げて幸せになれ

DTMer としては歪みというものに一種の憧れがあると思うんだけど、実はこのルネッサンスコンプは歪みを得ることが出来るのだ！！

その方法は簡単。Gain をおもいっきり上げてやるだけ！！

ルネッサンスコンプの最終段にリミッターが付いているようなので、Gain を上げてもDAW 上でクリップすることはなく、リミッターに突っ込んでやることで歪みが生まれるのだよ奥さん！！

で、この歪みが結構良いので、上記のレシオ上げと組み合わせることでアタック感ありーの歪み感ありーのという音作りが出来るのだ。


ロックな楽曲なんかで特に重宝しそうであります！！ドラムのステムなんかに使うとバスドラがバスッ！！っていい具合に歪んでくれると思うよ。

あとはそれを上手く使いこなせるかどうかだが・・・（特に僕が...。


コンプを使う時は基本的にインプットの音とアウトプットの音を同じくらいに合わせるのだけど、このルネッサンスコンプについてはおもいっきりゲインを上げる使い方がオススメなのだ。

ルネッサンスコンプのクリップインジケータが真っ赤になっても恐れてはいけませんぞ（笑