2013年3月22日金曜日

あらゆるソースにどうぞ。Waves Renaissance VOX

僕はマキシマイザーというものが未だによく分かっていないんですが(リミッターとどう違うの?とか)、Waves にはLシリーズのマキシマイザーがあります。

このマキシマイザーはマスターの音圧を上げるという用途に使うものとして真っ先に挙げられそうですが、実はステムトラックとか楽器単体にかけて音圧をグッと出し存在感を増す用途に使ってらっしゃる方も多いと聞く。


で、このLシリーズの中のL2 Ultramaximizer に関して、代理店さんのツィートで以下のような記載があった。




なんと、僕の大好きなRenaissance VOX はL2 のアルゴリズムと一緒だというのだ!!


Waves Audio Ltd. » Renaissance Vox







ソフトニータイプなのでアタックを潰さず存在感を出せる


試しにRenaissance VOX をピアノのアルペジオにかけてみたところ、余韻がグッと持ち上がってひとつひとつの音の粒も太くなっている。




実は最近、音源がソロ状態でなっている時のリバーブについて色々悩んでいて、AUX 経由でリバーブをかけると音源とリバーブが別々に聞こえるというか、どうも上手く馴染んで聞こえない気がしてました。

なので、ソロで鳴っている場合は、リバーブをインサートに挿してしまって、後段にコンプを挿して音源とリバーブを一緒にコンプレッションさせて馴染ませようと考えてたんだけど、このRenaissance VOX はその用途に結構使える気がするYO!!

リバーブの余韻もハッキリ聞こえるようになっているので、音の粒も太くなっているので、音自体の存在感がグッと持ち上がっております!!


あと、スネアにも挿して使ってみたんですけど、これまた余韻がグッと持ち上がり、スナッピー感が増します。




最近、スネアのコンプにはIK T-RackS のBlack76 を漢のレシオ全押しで使用しているのですが、最終段にRenaissance VOX を挿してコンプレッションすることで、アタック感を損なうことなく迫力が出てスナッピー感もさらにで〜る。


他社ドラム音源はどうなっているか分からないんですけど、僕の使っているAddictive Drums はスネアの生の音がむちゃくちゃチープでありまして。。。

でも、IK T-RackS のBlack76 などのコンプで音の質感を変え、後段にRenaissance VOX を挿すことで迫力が出るYO!!


その際、Renaissance VOX はあくまで補正のような位置付けで、EQ 処理をした後に使用した方が僕は好きです。


操作が簡単!!


で、このRenaissance VOX の良いところは、何と言っても操作が簡単なとこでありましょう!!



とりあえずやることは、真ん中のComp パラメータを下げてゲインリダクションを得るのみ。


これだけ。


アタックやリリースの面倒な調整もなく直感的に操作出来るので、僕のようなペーペーで面倒くさがりなどん底DTMer にはバッチコーイ!!なプラグインであります!!

あと、Gate セクションも設けられているので、余韻の部分について調整することも出来ますYO!!


音の存在感にはRVOX、まとまりにはNomad MAGNETIC ll


上記は1パートでの使用を書いたんですけど、おそらくステムトラックにRenaissance VOX を使ってもグッと持ち上がってくれると思う。

僕はステムトラックにはNomad Factory のMAGNETIC II を好んで使用しているんですが、それは音が良い感じにまとまってくれるからであります。


Nomad Factory » MAGNETIC II








なので、ステムトラックに使う場合、音の存在感を出したい時はRenaissance VOXを、まとまり感を出したい場合はMAGNETIC II と使い分けていこうと思っています。(そこら辺の話はまたそのうち書きますの)


Renaissance VOX はボーカル専用っぽい雰囲気があるけど、代理店さんのツィートのようにあらゆる場面で活躍してくれるプラグインだと思いますよ!!

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2 件のコメント:

  1. たくさんDTM記事書かれてますが、どん底からは這い上がれましたか?

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  2. 全然ですね笑。
    日に日にさらにどん底に行っているくらいです。。。

    返信削除

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