T-RackS CS Grand
どん底からのDTM生活 ~リターンズ~: Nomad Factory MAGNETIC ll の倍音付加
Nomad Factory のMAGNETIC ll ...
僕の中では登場の機会がめっきり減った黄色Clipper ではありますが、このClipper の特徴は何と言ってもスロープ部分だと思います。
ここの設定は好みとかあるので人によって好き嫌いが出てくるポイントかもしれないけど、僕はどちらかというと右寄りに振るのが好きで、以前使ってた時もほとんどが右に寄りに振ってましたね^^
左に振ると音が「ズン!」とより歪み、音の角が丸みを帯びる印象なんですけど、右寄りの方が音のアタックが残る印象なんですよね。
T-RackS Clipper の倍音付加
基本的にスロープ部分については右に振れば振るほど高次倍音がどんどん乗ってくるような感じでした。
上からスロープ左に振り切った状態、真ん中、右に振り切った状態となってます。
Nomad Factory のMAGNETIC ll は基音に対して偶数倍音も付加されてたけど、黄色Clipper は奇数倍音がメインのようですね。
スロープをどんどん右に振ることで高次倍音がどんどん増えていく訳ですけど、実はインプットの量(サチュレーション領域に入る量)によっても倍音付加のされ方が若干変わってくるようであります。
下部の画像の方がインプットが1db くらい多い状態ですが、倍音がガクッと落ち込んでたりしてる。
手元にある方は試して欲しいのですが、インプット量を変えるとただ単に高次倍音付加が増えるんじゃなくて、各倍音がウニョウニョ生き物のように動いております^^
味付けの幅が広い
インプット量とスロープ部分によって倍音の乗り方が有機的に変わる点は前回のブログ記事のNomad Factory のMAGNETIC ll では見られない点で、味付けとしての用途だと黄色Clipper の方が面白そうな印象を受けました。
MAGNETIC ll を使う以前は黄色Clipper をステムトラックに挿していたんだけど、今はもっぱらステムにはMAGNETIC ll を挿しまくっている。
でも、今回黄色Clipper について調べてみて、単体トラック、特にシンセとかボーカルとかに挿して使ってみようと思ったよん。
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