2012年5月28日月曜日

音をキュッと引き締める Omnisphere のローパスフィルター

Spectrasonics のOmnisphere は他社のソフトシンセと比べるとスバ抜けて音が良くて、低域から高域まで綺麗に出るプリセット音なんかも多いです。

すごいふくよかに鳴ってくれるので、一聴しただけで漏らしそうになるくらいなのですが、それが逆に災いして使いづらい時もチラホラあったり・・・


そこら辺は自分の技量のなさなんですけど、レンジが広い分、音が広がりすぎる感覚を得る音も多く、自分の曲中で使う時にその処理に手間取ったりする時があったり、また、プリセット音によってはもうちょっと太さを出したいと思う時もあります。


そういう時にはOmnisphere のローパスフィルターを使用して音をキュッと引き締めることで対処してますよ♪




Omnisphere のフィルターはプリセットがめちゃめちゃ多くて、どれを使ったらいいのか分からないっていう方がいるかもしれませんが、もうこれは時間をかけて効果を確認していくしかない(笑

僕は音を引き締める効果を得たい時にはローパスフィルターの「Rich and Moogie 1」を使うことが多いですよん♪




ここで僕が一番重要視いているのがレゾナンスです。

ローパスフィルターのカットオフだけを調整してもヌケの悪い音になってしまうので、レゾナンスを上げてヌケを良くしてやります。




僕の場合、レゾナンスを「ぐをっ!!」と上げる事が多いですよ^^


それでもヌケをもうちょっと出したいみたいな場合はOscillator Voice Multiplier のHarmonia でオクターブ上の音を足してみると良い感じになるかも。




Harmonia の話は以前書きましたが、僕の中でフィルターとVoice Multiplier は音作りする上でのツートップとなっております(笑


ってことで、最後にOmnisphere の「Redemption Piano」というプリセット音にローパスフィルターの「Rich and Moogie 1」を適用した動画を載せておくねん。








「Redemption Piano」は2つの音がレイヤーされてるんですけど、レイヤー1 のみに「Rich and Moogie 1」を適用しています。

適用前は単体で聴くと高音の音の細さとシャリシャリ感が気になるけど、適用後は細さがなくなって単体で聴いてもいい感じの音になってると思います^^


こんな感じで音を引き締める際にローパスフィルターを使ってますよん♪
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