MAGMA がアナウンスされたのは昨年末あたりだったと思うんですけど、僕はアナウンスされた時からこの日をずっと待ちわびておりまして、発売されたと聞いて迷わずポチってしまいました(笑
このMAGMA は見た目からしてSpectrasonics 製品の内部エフェクトに似ているんですけど、使い方もまさにそんな感じで、65種類!!もある内部エフェクトをラックに挿していき音作りが出来るプラグインです。
さらにMAGMA の内部ではラックが4つあり、それらのラックルーティングを直列にしたり並列にしたりと色々変更出来るので、より多彩な音作りが出来ます。
今取り掛かっている曲から使用する予定なので、まだ1つ1つのエフェクトなどの詳しいレビューは書けないんですけど、このMAGMA はプリセットが 秀逸ですごい良い音になる!!
上記の画像のように、ラックのプリセットについては各ソースごとにカテゴライズされているんだけど、そのそれぞれが 秀逸なので、ここから選んでやってエフェクトのパラメータを微調整して音を作るやり方でも存分に威力を発揮してくれると思います。
僕が何でMAGMA を欲していたか?と言うと、こういった音作りを今まではソフトシンセの中で行なっていました。Halion 4 のようなマルチ音源にしても、Omnisphere のようなソフトシンセにしても、ほとんどがその内臓のエフェクトで音を作っていました。
そうやって作った後にミックスの段階で全てオーディオにするのですが、その時に内部のエフェクトをどうしようか?といつも悩むのです...。
バウンスすると後戻り出来ないので、ミックスの最中に音を調整したいとなったらまたソフトシンセを立ち上げなおしてアレコレしないといけない。
特にディレイやリバーブのような空間系については、リバーブは切ればいいのだけど、ディレイについては音作りの一環としてのディレイもあるので、おいそれと切る訳にもいかず、かと言ってミックスの段階でディレイ音が小さすぎるとなってもすぐに修正なんてことは出来ない。
ここら辺の話は「後戻りできない潔さ」もあってデメリットだけではないのだけど、僕としてはミックスの段階でも元の音の調整が出来たほうがやっぱり良いのです。←優柔不断な性格が出ております。。。
MAGMA で音作りしてしまえば、ミックスの段階でオーディオトラックにMAGMA を同じ設定で挿してやれば良いので、この融通の効く感じが個人的に素敵であります!!
Nomad 自体の質感も好きですし^^
これ、まだ少ししか触ってないのだけど、リバーブがSpectrasonics 製品の質感にすごい似てる気がするんだよなぁ〜w
Spectrasonics 製品の内部エフェクトについてはNomad Factory が協力(提供?)したという話は聞いたことあるので、期待通りと言えば期待通りだ!!
このMAGMA はプリセットが秀逸だと書きましたが、音作りが苦手な人にとって、それはとても大きな武器になると思います。
上記はLogic に付属されていたボーカルのApple Loops にMAGMA を適用した動画で、最初はバイパスされた素の音、次がMAGMA でVocal カテゴリー内のRock というプリセットを適用しています。
見て分かるようにプリセットから何もいじってないのだけど、自分で音を作るよりも断然良い音がしているし、これってどちらかというとミックスの段階での音作りだと思う。
音を激しく加工する使い方も出来るし、ミックスで使用することだって出来る訳だ!!
こういった音を加工するエフェクトを持っていない、もしくは数が少ない人にはNomad Factory のMAGMA は断然オススメできるプラグインだと思います。
いつまでか分からないけど、今だとイントロプライスで定価よりも安く買えるので、気になる人はポチッと逝っておいたほうがいいと思う^^
MAGMA については、もっと語れるようになったら詳しくレビューを書いていきますねん♪
0 件のコメント:
コメントを投稿