そんな僕も子供の頃より今の方が勉強していると思うのですが、これって自分の興味のある事を探求したり仕事で必要だから勉強したりと、大人になってからの勉強に共通しているのは自分の欲求を満たすため、もしくは必要性に迫られたためだからだと思います。
しかし、そんな大人になってからの勉強にも「やってはいけいないこと」があります。
今回紹介するのは、そんな勉強している大人の方こそ読んでみると良い書籍、「大人の勉強のやってはいけない!」 です。
この書籍では全12章、108項目で構成されています。
1 目標の立て方編
2 戦略編
3 時間管理編
4 語学勉強編
5 資格勉強編
6 教養編
7 生活習慣編
8 時間術編
9 記憶編
10 テキスト編
11 ノート編
12 試験編
そもそもみなさんの勉強する際の目標とは何でしょうか?
冒頭に書いたように、興味あることを勉強している、仕事で必要にせまられて勉強している、などと理由は明確になっていても、目標が決まっている人については意外に少ないのではないか?と思います。
ここで間違えてはいけない事として、「資格を取得すること」は目標ではないのです。
資格を取得するということはゴールではなくスタートであり、そこから自分がどのように仕事に反映させ、給料に反映させ、成果を上げていけるか。
その事こそが重要であり「目標」として決めるべきなのです。
また、語学に関しても例えば「TOEICで高得点を取ること」は適切な目標ではありません。
言葉はあくまでツールであるため、「そのツールを用いて何が出来るのか?何がしたいのか?」が重要になってきます。その語学を使う予定がなければ勉強する意味すら見出せなくなってしまうのです。
勉強する事が目的ではないです。目的はその先にあるのです。
また、大人になってからの勉強となると時間管理がものすごく重要になってきます。ほとんどの方は働きながらの勉強となるので、確保できる勉強する時間はとても少ないものとなってしまうからです。
その環境の中で勉強する際に重要になってくるのが「期限を設ける」ということです。
「何時までに何をしないといけない」という期限があるからこそ、私達は行動をします。
つまり逆算できるのです。 P19期限を決めると、その期限に合わせてどのように勉強していけばいいか?を考えることになります。
自分の今のレベルから資格を取得するにはどのように勉強を進めていけばいいのか逆算をして大まかなプランを考えることになるでしょう。
時間を有効利用しようと考え、スキマ時間での勉強を始めるでしょう。
期限が決まっているのだから、それに向かって全力を注ぐことになり、目移りもなくなるでしょう。
勉強に良くない習慣を問題視し、改善する方法を考えるでしょう。
期限を決めるということは、戦略を考える第一歩となります。
では、期限を決めていない人はどうなるのか?
きっと、適当な理由を付けて先延ばしにしたりサボったりして、まったく勉強が進まず、いつの間にか日常の雑務に紛れてしまい、勉強するという行為そのものが消え去ってしまうのではないでしょうか。
この書籍で僕達がやってしまいがちな過ちをひとつひとつチェックしていくことができ、勉強が続かない方や、勉強しててもなかなか効果の出ない方が読んでみると胸に「グサッ!!」とくる話しがたくさん載っていると思います。
それらをひとつひとつを潰していけば、きっと満足のいく結果に結びつくことが出来るはず!!
この書籍からはそういったメッセージを感じました。
勉強はできないのは「頭が悪いから」ではないということです。勉強しているのに結果が出ないのは、頭が悪いのではなく、やり方が完全に間違っているのです。 P06
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