2013年2月12日火曜日

Mac mini で構築する快適DTM 環境

Mac Pro が逝ってからMac mini でDTM 環境を構築しようとして1週間。色々情報を集めたりTwitter 上でその手に詳しい方にアドバイスもらったりして、ようやく戦闘態勢(曲作り)に入ることが出来ました^^

今の環境は以前のMac Pro の環境と比べてもまったく遜色ない働きをしてくれており、ホコリを吸い込むこともなく足下もスッキリであります。


そんなMac mini で構築したDTM 環境ですが、これからMac mini でDTM を始めたい人への参考になればと、今日は僕が構築した環境をここに書いておきます。


Mac mini で快適な環境を作ろう


まず、僕が購入したMac mini は以前も書きましたが、Mac mini Late 2012 のクアッドコア2.3Ghz モデルです。


アップル - デスクトップパソコン - Mac mini







カスタマイズは一切せず、CPU もメモリも初期状態のまま購入しました。





CPU についてはオプションでCore i7 クアッド2.6Ghz に変えることも出来るのですが、CPU を早くしたとしてもそんなに効果が目に見えて変わるものではなさそう、という判断からデフォルトのクアッド2.3Ghz のままにしました。

上記は以下のサイトにてGeekbench の結果を元に判断しました。



Mac Benchmarks - Geekbench Browser
Geekbench ...







上記サイトはMac の新型が出るたびに参考にしているのですが、Mac mini を買おうとしている方は手持ちのMac のベンチ結果と比べてみるといいかもしれない。


メモリについてはデフォルトの4GB のまま注文し、後日8GB のメモリ2枚に載せかえています。




メモリの換装は前評判通り簡単に出来ましたよ^^

僕が購入したのはTranscend 製のメモリで秋葉館にて購入しました。2枚で11,000円くらいですね。



DDR3 SO-DIMM 1600MHz 8GB Transcend製 [204-1600-8192-TR] |秋葉館.com Mac専門店
Transcend製 ...






買ってから気付いたけど、Amazon で買った方が安かった...(笑






Mac mini ではHDD の選択が一番悩ましい気がするけど、僕は以前書いたようにオプションのフュージョンドライブもSSD も選ばずにデフォルトの1TB HDD のまま購入しました。

その理由は、1TB を500GB くらいでパーティション切って使いたいという理由と、後々自分でSSD に換装したいという理由からです。




今は上記のようにシステム領域とデータ保存領域に分けています。ライブラリという名のデータ保存領域は音源のライブラリが入っている訳ではなく、プラグインのマニュアルとかiTunes ライブラリとか作業の終了したLogic のプロジェクトファイルとかが入っています。

パーティションを分けるというのは人によって好き嫌いが分かれる気がするのですが、1TB も容量があってもしょうがないので、データ貯蔵庫にしている感じですね^^


当初はこのデータ領域から音源のライブラリをストリーミングしようと思ったのですが、やっぱりそれはディスク負荷的に無理でありました。


ちなみに、内蔵されているHDD は5400rpm と一回り回転数が少ないタイプなんだけど、使っている感じでは速度の遅さはあまり感じないです。

というか、Mac Pro で使用していた時と同じくらいでモタツキとか感じません。


ただ、当たり前だけどSSD 搭載のMac を使用していた人からすると遅いと感じると思う(笑

僕はずっとHDD で使っていたので、そういった印象はないのだけどね^^


Mac mini を生かすには良い周辺機器を


以前から度々言っているように、Mac mini は周辺機器の出来不出来で運命が決まると言っても過言ではないと思う。

前回も書きましたが、例えばUSB3.0 接続の外部ストレージについては認識しないとか、データ転送時に勝手にマウントが外れるとか、そういった良くない話が多くて、細心の注意を払って選んだ方がいい。


と言っても、最終的には運になるのだが...(苦笑


僕が購入した外部ストレージは今のとこ問題なく使えています。




まず、ライブラリ専用の外部HDD としてLaCie のLittle Big Disk 1TB をThunderbolt 接続で使用しています。







このLittle Big は中に2.5 インチHDD が2つ搭載されていて、デフォルトでRAID 0 構成になっています。RAID について書くと長くなってしまうので省きますが、要は2つのHDD に分散させて処理させることで、書き込み読み込み速度を高めるような感じです。

RAID 0 だとどちらかのHDD が逝ってしまうと使えなくなるので、普通のHDD を使うのと比べてリスクが2倍になっているのだけど、その分、普通のHDD では出せない速度を出してくれます。


ベンチ結果を見るとHDD より高速でSSD よりは劣るといった感じで、使用した感じでも以前のMac Pro (SATA接続)の時よりちょっと速いかな程度で劇的に速い!!といった印象はありません。

でも、外部ストレージとしては(リスクは2倍だが)安定性はあると思うので、ライブラリ専用として働いてもらっています^^


値段も結構安いと思うので、オススメな1品ですね。


作業領域、バックアップ等には前回紹介した玄人志向のHDD ケースを使用しています。







これはTwitter で教えてもらった製品でMac 対応と明記されていないのだけど、今のとこ快適に使用出来ている^^

USB3.0 接続できちんと認識されており、長時間のデータ転送においてもマウントが解除されることもなく、Mac の電源を落とすと自動的にスタンバイ状態にもなってくれるので、かなり良い製品であります!!


Mac 対応と明記されてないから、使用する上では自己責任になるのだけど。。。


で、HDD を2台同時に挿せるのだけど、僕はそれぞれ作業領域用HDD(オーディオのREC 場所)とタイムマシンバックアップ用にしています。

多分、2台同時にアクセスしてしまうと転送効率が悪くなると思うので、タイムマシンバックアップはOFF にして作業領域用HDD にしかアクセスがないような状態で使い、1日の終わりに手動でバックアップを取る形にしています。


Mac mini の長所はコスパ


以上のような形でDTM 環境を構築しました。


他にも以前紹介したApple USB SuperDrive やオーディオIF を繋ぐためのFireWire 800 to 400 ケーブルなど小物もチョイチョイ買ったんだけど、トータルで12万いってないと思う。

Mac Pro を使ってた時の資産(HDD とかマウスとか)をそのまま使っている箇所もあるのだけど、それでも価格的に安く組めて、性能もそこら辺のMac と比べて遜色ない。


周辺機器についても、しばらくはUSB3.0 とサンボルが中心となるはずだから、一度揃えてしまえば使い回すことも可能だと思う。そう考えると、Mac mini でDTM 環境を組むというのはかなりアリな選択だと僕自身感じています。


ってことで、今度は負荷テストをしてMac mini のポテンシャルが如何程のものか、客観的に見れるようにブログに書こうと思います。(やるとしたら次の休みの日になりそうだが...

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