2013年2月23日土曜日

フィールドに立つ重要性

超一流の人が毎日やっていることは、特別なことではなく誰にでも出来ることです。


「ショウイング・アップ(まず、そこに立つ)」


アスリートが毎日フィールドに立つように、僕達も人生というフィールドに毎日立つことが重要であり、そのフィールドとは人によって仕事だったり、夢だったり様々です。

しかし、その人によって違うフィールドであったとしても、毎日毎日立ち続けるというのは簡単なようでとても難しい。


フィールドに立つということは受動的ではなく能動的でなくてはならないし、人間という生き物は意思が弱く、どうしても楽な方に気持ちが流れていってします。


もちろん、僕もそのひとりです(涙


一流の人は毎日「ショウイング・アップ」の精神でフィールドに立ち続け勝負している。

今回紹介する書籍は「ショウイング・アップ」の精神を感じ取ることができ、日々問うことで一歩を踏み出しフィールドに立たせてくれる 一流の人たちがやっているシンプルな習慣です。







WACC の四原則


フィールドに立ち、一歩を踏み出し、結果につながる行動をとりたい。

筆者がこの書籍で伝えている事として「WACC の四原則」というものがあります。その 「WACC の四原則」は文字通り4つの原則から成り立つモノですが、それらのうちどれかひとつでもいいから自分に問うてみる。

そうすることで、自分の中で変化が起こり、それが行動に変わります。


「WACC の四原則」とは、Will、Act、Create、Communication の4つ。

この4つ全部をムリに考えなくてもいいので、とりあえずひとつでもいいから自分に問うてみよう!!


ここだけはブレないという「志」を持つ


Will とは「志」。

毎日フィールドに立つということは継続する力がなくてはいけない。

目の前の出来事に左右されずに自分がやるべき事を着実に遂行できる、そんなブレない軸を自分の中に持っていないと、いつの間にかやりたい事で溢れて結局何も出来なかったり、その逆に、やらなくてもいいような事に時間を使ってしまい結局やるべき事が出来なかったりする。


志を持っている人は、やりたい事がたくさんあっても絞り込みと優先付けができる。

大きな目標に関しても、それを成し遂げるための毎日のルーチンワークについても、戦略的に考える習慣を持っています。

しかし、志を持っていない人は漠然とあれもこれも手を付けてしまう。


目の前に立ちはだかる困難についても同様。

志のある人は困難が訪れても解決するために色々行動を起こすが、志のない人はその場から逃げてしまう。


「ショウイング・アップ」の精神で毎日フィールドに立つには志が必要なのです。


失敗してもいいから行動をする


Act とは「行動」。

発明家のトーマス・エジソンの名言として「わたしは、決して、失望などしない。どんな失敗も、新たな一歩となるからだ。」という言葉を聞いたことがある人もいると思いますが、ほとんどの成功は失敗から生まれます。

失敗から学び、成功するにはどうしたらいいか考える。


つまり、失敗をしないと成功にはなかなか近付けないのです。


しかし、多くの人はその失敗を恐れてしまいフィールドに立つことが出来ず、一歩を踏み出すことが出来ない。そして、いつの間にか頭の中で「やらない理由」を考えてしまう。

失敗を恐れずに「ショウイング・アップ」しなければ失敗経験から学ぶことが出来ず、成功のしようがない。


頭のなかでアレコレ考えるのも大事かもしれないけど、失敗してもいいから行動をしよう!!

行動することでその先が見えることだってあるはず。


感性を磨こう


Create とは「創造を生み出す発想力」

何かアイデアを出したりモノを作ったり、そういった創造的な活動をするには感性を磨かないといけない。


感性とは毎日磨いていないと劣化が起こってしまう。

劣化を防ぐためにも毎日フィールドに立ち、毎日感性を養わなければいけない。


フィールドに立ち、「したくてたまらない」知的行動を繰り返すことによって日々研鑽を重ね、感性を高め、それを創造に繋げていくのです。


コンテンツを表明しよう


Communication とは「コミュニケーション力」。

上記までで「志」、「行動」、「感性」を書きましたが、これらの要素が生きてくるのはコミュニケーションが成り立った時です。

つまり、自分のアイデアを周囲に正しく伝えなくてはいけない。それこそ、あらゆるツールを使って伝えて伝えて伝えまくらなければならない。


今は有言実行型が必要。

自分がやろうとしていること、やっていること、やりたいこと、それらを明らかにしてしまうのです。


しかし、多くの人は周りから何か言われるのを嫌がって表現しようとしない。

それでは、いつまでたってもそのコンテンツの欠点が改良されることがなく、周りから受け入れられる可能性が低くなってしまう。


とにかく口に出して言ってしまい、どんな反応があるか見てみよう。

そして、周りからの声は真摯に受け取り、改良すべきとこは改良していく。


コンテンツを表明し周りとコミュニケーションするということは、行動の精度が上がっていく事に繋がるのです。


まとめ


書籍のタイトルにあるようなシンプルな「習慣」というよりは、シンプルな考え方、モノの見方が書かれている気がした。

しかし、書籍で書かれていることはどれもシンプルな事であり、一貫して書かれているのはとにかく「フィールドに立て」ということ。


僕自身、上記で出来ていないことがあるけれど、それらを自分に問いながら「ショウイング・アップ」の精神でフィールドに立ち続けようと思いました。

このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿

LinkWithin

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...