2013年12月20日金曜日

Logic Pro X 10.0.5 になってLogic 純正EQ が進化!!

昨日、我らのLogic Pro X が10.0.5 へアップしました。



ICON » Apple、Logic Pro Xを10.0.5にアップデート








このアップデートでDrummer が新たに3 人追加されたり、とんでもない数のバグフィックスが行われているので、Logic Pro X を使ってらっしゃる方は(バックアップ取ってから)すぐさま適用した方がイイと思います。



Logic Pro X 10.0.5: Release notes








個人的にはピアノロール周りの改善が一番嬉しいんですけど。


そして、今回のアップデートによってLogic 純正のEQ が大幅に改良されております!!





Logic 純正EQ でMS 処理が!!


まず見た目からして私達に「ヤル気」を与えてくれるUI になったLogic EQ でありますが、変わった要素は見た目だけではないのだ。




Logic のリリースノートでは「Option to apply EQ only to stereo left, right, middle, or side signals」と記載されていますが、上記画像のようにEQ 下部の「Processing」の開いてみると、「Stereo」だけではなく、明らかにMS 処理が出来るプルダウンメニューが出てきます。

実は僕はMS 処理を一切やったことないので、このEQ で気軽にやってみようかな?と思った。


ただ、この「Processing」についてはひとつしか適用出来ないようです。MS 処理をする場合、EQ を2 つ挿して、それぞれで「Mid ONLY」「Side ONLY」を選んで処理しないといけない手間があります。



オーバーサンプリング追加!!


新たに追加された機能はこれだけではございません。

なんと!オーバーサンプリングが追加された!!




Logic のリリースノートでは「Oversampling option improves high-frequency clarity」と記載されていますが、Logic のEQ って高域を持ち上げるとギラギラするような印象があったんですよね。



どん底からのDTM生活 ~リターンズ~: 現在のLogicのEQの使い方








上記は3年以上前の記事(!?)ですが、それはそれでキャラとして捉えていました。それが今回のアップデートで改善されているみたいです。


まだミックスで使っていないので、僕の耳で分かるくらいの改善なのか疑問ですが、オーバーサンプリングが追加されたということで、とても使いやすいEQ になったのではないでしょうか?

なんだかんだ、今でもLogic のEQ 結構使っているからね^^



Smart Control 領域でEQ が独立!!


まだまだ、Logic EQ に追加された機能があります。

Logic Pro X からSmart Control という機能が追加されましたが、Smart Control でEQ が独立する形になり、音創りの上でアクセスがとてもしやすくなっています。





どん底からのDTM生活 ~リターンズ~: 音源やエフェクトを簡単操作!!Logic Pro X のSmart Control







Logic のリリースノートでは「Redesigned, easier-to-use interface that's also accessible within the Smart Controls area」と記載されていますが、EQ が分離した形になったので、Smart Control での音創りがとてもやりやすくなったのではないでしょうか?

まぁ、僕はあまりSmart Control 使わないんだけど。



音質も改善されているみたいだぞ!!


オーバーサンプリングが追加されただけでも音質の向上が期待出来そうですが、リリースノートに「Double Precision processing provides more accurate filtering, especially for low frequencies」と記載があるので、そもそもの処理(特に低域と記載されてるけど)自体も向上しているみたいだ。


こういう記載を見るだけでプラシーボ効果により「音が良くなった!!」と感じてしまう僕でありますが、今回のアップデートで大幅にEQ の機能改善が行われており、なんだか今後も色々大幅に変わっていきそうな空気を感じます。


その空気を感じさせて放置するのが今までのLogic だった訳ですが笑。



アップル - Logic Pro X - 音楽制作。そのすべてを極めるために。

このエントリーをはてなブックマークに追加

6 件のコメント:

  1. やばいですね!!
    今すぐアップデートしたいと思います!
    どんどん進化していくLogic X
    もうLogic以外のDAWには移れないですね

    返信削除
    返信
    1. >minuterr ex さん

      追加コンテンツのダウンロードに結構時間かかるのを知らずに、寝る前に気軽にアップデートかけて泣きそうになりました笑。

      Drummer の追加は期待していたことですけど、本当に追加してくれるとは思っていませんでした^^(しかも、こんな早くに)
      気付いた頃に放置されているということがなければLogic は最高であります!!w

      削除
  2. やる気になるかどうかはおいといて、イコライザのQの設定とレベルの設定の区別がはっきりしてよくなりましたね。

    返信削除
  3. こんにちは。
    私もLogic XユーザーとしてDTMを勉強中で、このブログをよく参考にさせて頂いてます。

    いつも面白い記事ありがとうございます。

    ところで、私の使用しているLogic Xでは、こちらの記事にあるような、「Oversampling」の項目がChannel EQの画面下に出てきません。。

    MS処理の記事にあるChannel EQの画面の表示から変わりません。 どうやってOversamplingの項目を出現させたらいいのでしょうか?

    ちなみに、つい最近、Logic Pro X 10.0.7にUpdateしたばかりなので、Updateしていないから出てこないという訳ではなさそうです。

    もしお心当たりがあれば、教えて頂けると有難いです。

    後、別件ですが、Logicで、RMS値を確認、または調節するには、どういうプラグインを使えばいいのでしょうか??

    返信削除
    返信
    1. どうもこんにちわ^^
      こちらのブログはもう更新が止まっていますが、そう言って頂きありがたい限りです♪

      オーバーサンプリングの項目につきましては拡張パラメータ部分になりますので、Logic EQ の左下の小さな三角形を押すと出てきます。
      EQ に限らず、Logic のエフェクトにはこのような拡張パラメータ部分があるものがありますので、同様に小さな三角形を見つけたら試しに押してみてくださいね。
      例えば、Logic コンプにもこのパラメータ部分がありますよん♪(僕はコンプでは使いませんがw)

      RMS値の確認については、僕はLogic のマルチメーターを使っています^^
      僕はこれで不満はないのですが、他社プラグインでメーター類が色々出ておりますので、もし不足を感じたら調べてみるのもいいかもしれませんね♪

      また質問等ありましたら、教えてください。
      ではではー♪

      削除
    2. 迅速な回答ありがとうございます!!

      おっしゃる通り、Channel EQの画面下に三角ボタンがありました!

      こんな拡張パラメータというものが存在するんですね。。
      後、マルチメーターというプラグインが何のためにあるか全然分かっていなかったのですが、
      RMS値が分かるようになるんですね!

      テキストにも載っていなかったので、本当に助かりました。

      これからもぜひ色々教えてくださいm(__)m

      削除

LinkWithin

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...