2012年11月22日木曜日

キックやスネアも素敵なSpectrasonics Omnisphere

最近、完全におっちゃんに感化された影響もあって、シンセの勉強の一環としてSpectrasonics 製品を使用してデモ曲を作っています。

先日アップした動画はその一環なのだけど、タイトルにもあるように全部Omnisphere で作成しました。


どん底からのDTM生活 ~リターンズ~: All Omnisphere Sounds 20121119







Omnisphere ってサンプル波形を使用したド派手だったり不思議な音だったりをイメージする人がいるかもしれませんが、内部にはノコギリ波やサイン波などのシンセ波形も完備しているので、普通にシンセ音源としてもバリバリ使えるのであります!!


ですので、シンセ波形を使用したパッチも備わっており、意外かもしれませんが、キックやスネアなどのリズム系についてもパッチがあるんですよね^^




カテゴリー「Electric Perc」内にあり、数はそんなに多いわけではないのだけど、これがまた良い音してくれるのであります!!


音作りではフィルターを駆使しよう



シンセを制するにはフィルターを制することが絶対条件と思うのだけど、このOmnisphere のキックやスネアもまさにそれが言える。

特にキックに関しては、パッチの音をそのまま使用すると「シマリの悪い感」が残る。

それを解消するためにフィルターで音を整えてやると、ものすごく使える音になるのだ!!




僕はどこかの記事でも書いたけど、「Rich and Moogie1」、「LPF Juicy 24db」を使うことが多いよ。


Omnisphere のフィルターはプリセットが充実してて各プリセットのキャラも結構違うので、音を出しながら色々選んでみて好みを探ってみるのが良いと思う^^

僕もプリセットを色々変えてみたりするんだけど、最終的には上記のプリセットに落ち着くことが多い。


1本指でラクしようぜ!!



こんな事書くと怒られそうでありますが・・・(笑

Omnisphere は超絶便利で強力なアルペジエータが備わってるんだけど、こういうキックの4つ打ちなんかはアルペジエータでラクしてしまうという手もある。




これは何を意味しているか?一目瞭然でありますが、指1本でノート押しっぱなしにして、演奏部分はアルペジエータでまかせてしまおうと。

もちろん、体を揺らしながら1音1音打ち込むのもいいのだけど、こういうスクエアなキックではアルペジエータを使用してしまうのがラクでラクでラクであります。


もちろんハイハットの裏打ちなんかにもアルペジエータを使用してしまいましょう!!




8分の裏にくるとこにアサインするように設定しているのだけど、このアルペジエータの良い所はデュレーションも操作出来るので、音の切り具合を自分のイメージに近付けやすいと思うよ。


リズム音色はピッチに注意しよう



これらのリズム音色のパッチはシンセ波形から基本的に作られていてピッチが付いているので、曲のKey に合ったピッチで鳴らしてあげないと違和感が残る恐れがある。


 普通はKey のルートを鳴らすと思うのだけど、例えばキックのパッチを聴いてると鳴りの良い音程というのもやっぱりあるわけで。

なので、曲のKey を決める際はキックの鳴りの良いピッチに合わせてやるという考えもアリだと思う。

先日アップした動画ではKey はDm なんだけど、それはキックのパッチを聴いてたらD 音あたりが良い感じ鳴ってたから、それに合わせただけなのだ^^


こういう感じで決めていくと、最終的にクオリティーが良くなるんじゃないか?って淡い期待をしていますよ(笑

やっぱり締まりの悪いキックは聴いてて不快だから...(と、ダメな自分に言い聞かせるw

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