2013年11月16日土曜日

人の心を揺さぶれ!【読んだ】お金が教えてくれること 家入一真(著)

家入一真さん。

僕がこの方のことを知ったのは昨年のstudygift というWEB サービスの炎上っぽい案件があった時で、それまではお恥ずかしながら知りませんでした。

その昨年の件以降、この方のスピード感というか、考え方がとても面白くて、ずっとTwitter でフォローして観察(という言い方は適切かよく分からなんが)してたんですが、やっぱりこの方は面白い!!

この方の書籍を手にとって読んでみたんですが、とても共感出来ること、新たな発見などがたくさん書かれていました。


ということで、今回は家入一真さんの書籍「お金が教えてくれること」から、僕が特に気になった箇所をブログに投下しようと思います!!










自分がそれをやる意義は何か?


ブログ書いていたり曲を作っていたり。そんな時にずっと僕が大事に思っていたことのひとつに「自分じゃないと出来ないこと、自分がやるから意味のあることをやりたい」ということでした。


その人がやる必要性が薄いものは、他の人がやってもいいわけだよね。結局、そんなの真似されたら終わり。
(中略)
なぜ自分がそれをやる必要があったのか、何故自分がそれをやる意味があるのかっていうものを僕は大事にしたい。 P151


でも、自分じゃないと出来ないこととか考えるとすごく難しくて。まだ僕の頭は家入さんのように柔軟な発想が出るような頭じゃないので、なかなかその答えは出てこないです。

ただ、ほんとにここ最近、それが少し出てきている感がある。


それは、何も考えずに素の自分を出す。

ただそれだけ。


とにかく僕達は自分の事をよく見えようとしたがる傾向が強いと思ってます。特に他人の不平・不満ばかりを露骨に言う人は、それを言うことで相対的に自分をよく見せようとしてると思うし。

自分が失敗したことはとにかく隠したいと思うし、人から嫌われるかも?って思うと自分自身を偽って表現したり。


自分のことを良く見せようとすればするほど自分という存在を作ってる感が僕にはあって、それにそれって僕というオリジナルな存在を消しているような気がしてた。


まぁ、だからと言って全部曝け出すという訳ではないんだけど、素のユニークな自分が好きなことをやるというだけで、それ自体が「自分じゃないと出来ないこと」なんじゃないか?って思っています。


それに、素の自分を出すからこそ人間性みたいなのが出ると思っているし、それによって嫌われたりする場合もあるだろうけど、現実世界では好き嫌いなんていたるとこにある訳で、そんなこと考えながら音楽活動するのもメンドイ笑。


素の自分がやること=自分にしか出来ないこと


今の僕はそのように考えています。


あと、アレだ。

多分曲を作っている人の多くは思っていても口には出さないと思うんだけど、だからこそ僕は敢えて今ここで言う。


僕の曲はマジでカッコイイ!!誰にも僕が作る曲は作れない!!


きっとみんな口には出さないけど密かにこういう想いを持っていると思う。 こういう想いを持っているからこそ、自分が曲を作り続ける意義でもありますよね。


まずは走ってみる


家入さんに限った話ではないんだけど、とにかく行動力がある人って初速が速い。タイミングを見計らったり計画を練ってから行動に起こすというよりも、実行しながらその場その場で判断をして舵取りをしているような、そんなイメージ。


僕は、いつも「まずは走れ」としか言っていない。
人間は歩く時に「どうやって歩くんだっけ?」って考えない。本能で歩く。それと同じで、やる前にああだこうだ考えなくていいと思っている。極論を言うとマーケティングなんていらないなって。
まず1歩を踏み出して、そこから徐々に走りながらどっちへ行こうっていうのを考えていけばいい。 P120


結局、頭のなかでああだこうだって考えても結論って出ないことが多くて。だったら、やりたいって思うことがあったらとりあえずやってしまえばいいんじゃないかな?って思ってる。

もちろん、それによって失敗することもあるかもしれないけど、その失敗を次に生かせばいいだけであって、失敗を恐れていては行動範囲が狭まってしまう。


もう消してしまった顔出しギター演奏動画だけど、最初はやっぱり抵抗はあった。でも、「やってしまえ!」と思ってアップしたら意外にスンナリと自分の中で消化出来た。

でも、規約に違反しているので消すことになった。これって失敗という風に見ることも出来るけど、これのおかげでDTM 上で再現するという、また違った行動を起こすことが出来た。


僕のやっていることなんて小さいことだけど、そういうものの積み重ねでどんどん行動が大きくなっていくのかな?って思ってる。


あっ、走りだす時に完璧を求めるのではなく、とりあえずグダグダでもイイからやってみるという気持ちが大切だと感じる。

僕のDTM チュートリアル動画なんてマジで最悪だし笑。

そこでヤンヤヤンヤ言わても気にすることなくひとつひとつ改善していけばいいさ^^


やめたくなったらやめればいい


このブログを読んで頂いている方の中でお気付きの方もいらっしゃると思うけど、僕は「計画」とか「日々のタスク」とか、そういった考えが嫌いでありまして。

身の回りの環境とか、もっと言うと日々の体調とか変わる中で長期的な計画を立てて遂行していくというのは、自分には向いていないって思ってる。


「現状を認識しろ」とは言うけど、「計画は立てるな」という感じ。長期の計画は無意味だと思っている。お金やビジネスの定義は時代や社会の状況によって変化するから。その中で計画を立てても無駄でしかない。
(中略)
ガチガチに計画を練るよりも、走りながら考えていく生き方がいいと思う。その時々で判断して、フレキシブルに動く。 P196


もちろん、計画を立ててそれを着実に遂行していく方もいるだろうし、人それぞれやり方は自由であるべきなんだけど、僕はやりたくなかったらやらないし、やめたくなったらやめるという軽い気持ちでやってる。

ブログでも曲作りでもなんでもそう。

でも、計画を練ってやっていると、やめたくなってもなかなかやめれないんじゃないかな?って。


ガチガチに計画を立てずにもっと自由に走りながら行動すると、きっと自分の取りたい選択肢が増えるはず。そういう日々の判断を大切にすると、今までとは違った感情で物事に取り組めると思う。


だから、やめたくなったらやめちまえばいい。そんな軽い気持ちでやりたい事をやってみたらいいんじゃないかな?って。


最後に


お金とはとはまったく関係ないようなとこばかりピックアップしたけど、最後に書籍の中でとても大切な言葉を紹介したい。


僕のコンセプトは「人の心をざわざわさせるもの」。 P157


もし、批判がくること、叩かれたりするのが嫌だ、というような考えが原因でやりたい事がやれていないんだとしたら、それはとても勿体ない。

また、そういった批判や中傷が原因で好きなことをやめてしまったとしたら、今一度、またやってみようと考えてみて欲しい。


叩かれるというのは、その叩いている人の心をザワつかせ揺さぶっている証拠。


そのようなコンテンツは無味無臭のコンテンツと比べるとまるで違う!!


それに、叩いている人がいても必ず好きだと言ってくれる人がいるから。


だから、好きなことをやめないで欲しい。好きなことを体いっぱい使って表現して欲しい。


世の中にあわせたり、他人にあわせたり、お客さんの顔色をうかがって小さくまとまってしまうよりは、自分がやりたいことを思い切りぶつけてしまえばいい。 P149


人の価値観なんて人それぞれ。それらの価値観に合わせるのではなく、自分の価値観に合わせて好きなことやってみようよ!!

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